北帰行第21陣

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朝の内、道路が湿ってすぐ乾くくらいのぱらっと小雨。
快晴!

「マナヅルの先発隊が繁殖地に到着・ナベヅルの先発隊が中国リャオニン省に数羽到着」と、2月に出水に来てくださった中国の郭玉民博士から3/24付のメールで、クレインパークに連絡があったのだそう。

9時30分頃 羽数調査計測場所 12.0℃ 南 0.5m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 0℃ 最低気温 -10℃
         北西 1m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 2℃ 最低気温 -7℃
           北 4m/s
           視程 
-km

平壌 最高気温 4℃ 最低気温 -5℃
    0m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 5℃ 最低気温 0℃
     北西 3m/s
     視程 -km

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観察センター前から一本西の農道上に集まるツルたち。

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エサに夢中?

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マナヅルを探していたら、クロヅル幼鳥を見つけちゃいました。
今季はやっぱり2羽いたんだね~。
(3/8に北帰行途中、伊万里に立ち寄ったクロヅル幼鳥が確認されています。)

お昼近くに、また同じ場所で確認。その後、姿を目で追っていったら江内方面へ飛んでいったのを目撃しました。以前、脇本方面で確認されていたクロヅル幼鳥なのでしょうか?

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10時前、荒崎にいるツル全体が飛び出したが、すぐに元居た場所近くに降りた。
そして10時になって、19羽が荒崎上空をうろうろと飛行。5分ほどで降りる。
上空を見ていた?

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10時22分、5羽が飛び出してきたのを皮切りに、次々と60羽程が飛び出してきて北帰行を始めた。

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初めの方で飛び出したツルは、羽数調査場所の上空を長い間旋回していたけれど、高い上空でやっと気流をつかめたのか、雨掛山の端~野口港の間をV字になって飛んでいった。

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飛び出すツルは多いけれど、帰ってくるツルもかなり多く半数以上のツルたちが戻ってきた。やはり、行く先に広がる雲が気になってる?

見ていたN先生に、やる気が無い飛び方と言われるツルたち。(笑)

本日の北帰行 ナベヅル 105羽

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北帰行後、保護区を見てみれば、マナヅルもクロヅル幼鳥もいました。
残りは、500、600~1000羽位らしい。

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きれいになった土手とツルたち。
もう崩しちゃだめなんだからね。
作りたての土手は興味の対象らしく?、時折つつかれてます。

北帰行第20陣と保護ヅル移送

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快晴!

7時30分頃 羽数調査計測場所 7.9℃ 北 2.6m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 -1℃ 最低気温 -11℃
         西南西 7m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 2℃ 最低気温 -10℃
           南南西 5m/s
           視程 
-km

平壌 最高気温 7℃ 最低気温 -3℃
    北 4m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 10℃ 最低気温 1℃
     西北西 3m/s
     視程 -km

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朝早く、ツルが飛んだとつるまるさんから電話があった。つるまるさん、ありがとうございました。「またまた~うそでしょお~?」と寝起きの頭でしつこく返答し、ちょっと呆れられた?

今日は保護ヅル移送がある日なのでもともと早めに出る予定だったけれど、もうそれはそれは大慌て!で、荒崎に向かった。

羽数調査場所についたのは、7時半。
東干拓を走っている時から、かなりの数が笠山の左側で旋回しているのが見えた。

7時半までの間に、2000羽ぐらい?のツルたちが北帰行へと飛び立ったらしい。

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7時40分頃の様子。

一旦収束したように見えた後、7時半頃から保護ヅル移送の準備と出発式を見るために保護ツルセンター付近でウロウロしていたら、8時半頃から次第に上空をツルたちが行き交うようになっていた。

出発式が行われている最中も、旋回しているたくさんのツルが見えて焦る。

式が終わってトラックが山口へ向かった後、また羽数調査場所へ。

ツルが断続的に飛び出していて、10時15分頃収束傾向になった。

今日は、私が見ていた時には大半のツルたちが笠山近辺の方角で旋回し高度を上げて雨掛山の稜線伝いに飛んで行き、アンテナ付近で山を越した。

早朝は、大きなグループが3つ位同時に旋回していたらしい。見たかった・・・

本日の北帰行 ナベヅル 推定約 4100羽
(朝早く北帰行が始まったため、何人かの人の協力をもとに出された数になっているので、推定となっているようです)

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今日は、周南市に保護ヅルを移送される日でした。
まずは、保護ケージからツルを捕獲。

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木製の移送箱にいれられます。
中は、柔らかい緩衝材と人工芝に守られています。
空気穴もついていますよ。

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今回移送されるのは、ナベヅル6羽。
(もう1箱は、ツルを中に入れている作業中でした)

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出発式がとり行われました。

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その後、振動が抑えられている特別なトラックに載せられました。
温度計なども一緒に入れられて、1時間ごとにツルの様子をチェックされるそうです。

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午前9時、周南市の方とともに周南市に向けて出発しました。
到着は15時半予定で、ツルを迎える会などが行われる予定だそうです。

高速渋滞大丈夫だったかな?

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お昼前に、東干拓にてマナヅル1羽を発見。
残りのツルたちは、確認できただけで400~500羽とボランティアグループ万羽鶴の方に聞いた。

明日、お天気どうだろうか?

北帰行第19陣

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思ったよりも風が強い。寒い!

9時10分頃 観察センター前 9.6℃ 北 3.6m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 -1℃ 最低気温 -10℃
         西南西 4m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 0℃ 最低気温 -8℃
           北西 5m/s
           視程 
-km

平壌 最高気温 7℃ 最低気温 -5℃
    0m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 6℃ 最低気温 -1℃
     北西 2m/s
     視程 -km

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観察センター前の農道は、エサを撒かれてから1時間もしないうちに、ほとんどがなくなったみたい。

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センター前農道の一本西近辺に、ツルが集まっていました。

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農道と農道の間、マナヅルが1羽ぽつんと。

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時折突風が吹いて、着陸するツルたちもあおられる。

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9時48分、8羽のナベヅルが飛び出してくると、後を追って100羽近くが高く飛び出してきた。風に煽られ、江内上空で旋回。

10時近くになって、やっと高い高い高度で60羽ほどが雨掛山沿いを進んで行き、アンテナ付近で山を越えた。後続のツルたちも、山沿いを進んで高度を上げ山を越えていった。

10時50分位までに飛び出したツルは、北帰行出来たツルもいたけれど、それ以降飛び出したツルは、すべて荒崎に帰ってきたみたい。

本日の北帰行 ナベヅル 363羽

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だいこん花

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今日のお昼も、あちこちに分散傾向。
特に多かったのは、荒崎保護区外の田んぼと東干拓の奥のたんぼ。

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マナヅルR05が紛れていました。
帰ってなかったのか。

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雨が溜まっている田んぼらしく、たくさんのナベヅルが水浴びをしていたみたい。