北帰行第22陣

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北は雲に覆われている。

8時頃 羽数調査場所 8.8℃ 北東 1.1~1.8m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 4℃ 最低気温 -8℃
         西南西 6m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 5℃ 最低気温 -5℃
           南南東 4m/s
           視程 
-km

平壌 最高気温 13℃ 最低気温 0℃
    西 3m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 11℃ 最低気温 0℃
     東北東 2m/s
     視程 -km

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今日は張り切って、6時に羽数調査場所に到着。
朝の内は天気が持つ予報で、ツルたちも飛んでいかないかな~と。

ちょうど6時にねぐら立ち。ねぐらからセンター前農道西の農道へ、ちょっとだけ移動。
道路に上がって何かをついばんでいるみたい。
その後、6時半頃日の出。

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7時過ぎにエサまきが始まった。
一旦飛んで避難するツルたち。

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それからは、エサに夢中。

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今日は、8時頃から目隠し網の撤去が行われていました。
午前中ですべて取り払う勢いで作業が進んでいました。

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9時52分、2羽+3羽+2羽が飛び始めた。
10時01分に雨掛け山を越え姿が見えなくなった。
その後、続々と飛び出すツルがいたがなかなか前進できず、戻ってくるツルたちも多い。
高く高く点点の大きさになって飛んでいたツルもいたが、ほとんど荒崎に帰ってきて、初めの方に飛んだツルたちのみが北帰行できた様子。

本日の北帰行 ナベヅル 48羽

同じ頃、目隠し網の撤去作業でたくさんのツルが旋回。北帰行するのかどうかあやしいツルが沢山飛んでいました。羽数調査の監視員さんは大変そうでしたよ。

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北帰行の飛行中、ナベヅルとはちょっと離れて飛ぶマナヅルが。
出水の東の方にいたマナヅルか?
その後、東干拓に降りたように見えた。

このマナヅルと思われるツルがいた場所は、荒崎から直線距離でも10キロ位ある場所なので、他に3羽目のマナヅルがいたのか?とも思ったけれど、足の状態があまりに似ている。

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気になって荒崎・東干拓近辺を探すけれど、クロヅル幼鳥1羽は見つけたがマナヅルが2羽とも見つからない。
お昼すぎから、足の悪いツルがいた出水の東側地区の田んぼへいってみると・・・

棚田の上のほうからマナヅルが2羽!飛んできました・・・

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R05幼鳥と足の悪い成鳥が、2羽で行動していました!
成鳥が北帰行にチャレンジした時、同じ種同士見つけあって足の悪い成鳥がここにR05を連れてきたのか、R05が成鳥についてここまで来てしまったのか・・・

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少し見づらい場所に2羽が移動したので私もちょっとだけ近くへ寄ったら、成鳥は1羽でいつものように棚田の下に1羽で降りて隠れこちらを伺い、私がそこまで行かないと見ると1羽だけでリラックスして羽づくろいを始めました。

棚田の利用法?を知らないここに来たばかりのR05幼鳥は、成鳥がいつの間にか勝手に自分から見えなくなるし、こちらを警戒するにも不案内な場所でかなり戸惑っているようでした。あまりにかわいそうなので、すぐにその場を離れて帰ってきましたよ。

幼鳥の面倒見なさい!成鳥!

これからこの2羽はどうするかなあ・・・
幼鳥は荒崎に帰って過ごして、次の北帰行でナベヅルと帰った方が良いような気もするけど・・・
これからお天気は下り坂。週末にちょっと良い予報。

今日、ツル保護監視員の時吉さんに、エサまきは3月いっぱいと聞いた。(以前の書き込みを見られた方すみません。訂正します。)
目隠し網はなくなったし、これからは人通り・車通りや農作業も多くなるでしょう。
シベリアに早く帰って~