少しだけ青空

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曇りの日。昼過ぎからうっすらと、空が青くなってきた。
そこまで風は強くないけれど、天草地方に強風注意報が出ていたらしい。

9時半頃 東干拓 8.8℃ 北 2.6m/s
10時半頃 観察センター前 9.5℃ 北北東 3.8m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 -15℃ 最低気温 -22℃
         西 5m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 -9℃ 最低気温 -16℃
           北 4m/s
           視程 
-km

平壌 最高気温 -3℃ 最低気温 -12℃
    0m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 -1℃ 最低気温 -7℃
     北西 3m/s
     視程 -km

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朝の観察センター前。
みんなもりもり食べてます。

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東干拓には、カナダヅルが7羽集合。
とっても近くてうれしいが、近すぎて油断してるところを見られない。ジレンマ。

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水溜りをほじほじ

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お魚くわえて、にげろ~

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上空に向かって、威嚇のポーズ。

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相手はトビ。ジャンプして威嚇。

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小浜地区にナベヅルの群れ。
さらに、ナベヅルが次々に降りてくる。

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ぴ~ぃぴ~ぃ。
無視されて、立って寝ているもう片方の親に向かってまた同じように訴える。

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お昼には、東干拓にマナヅルの群れ。
明日天気になあれ!

ナベヅル 柴山潟に 北陸へ飛来珍しく 家族で越冬?6羽を確認

ナベヅル 柴山潟に 北陸へ飛来珍しく 家族で越冬?6羽を確認 中日新聞

2/15 加賀市の柴山潟干拓地でナベヅル6羽が確認されたらしい。
(1/20に加賀市でナベヅル6羽が確認されているので、)越冬したのだろうとのこと。

最近の他地域へのツル渡来の記事には、必ずといっていいほど出水のツルの分散化という文が付いている。出水では長年ツルを守る人がいたからこそ、そしてツルが暮らせるだけの田んぼの面積があって集中していると思う。そしてそれだけ農家の方々にご苦労をおかけしているのだ。そのことを出水の人は、ほとんど発信していない。

分散化を考えるとき、農家の方やその周辺の人々にどれだけ理解を得られるか?ということが大変だと思うのだけど、文末にちょっとだけ添えられる分散という字にはツルが地元に来たといううれしい気持ちだけしか感じられないんだ。

かごの鳥ではない野生の大型の鳥。
ツルに越冬してもらうための野生と人間世界との距離。

もともと日本各地に飛来していたツルが、どうして一極集中しているのか?
なぜ今、分散ということがこれだけ言われているのか?
いろんな疑問がわいてきます。

分散事業は伊万里でも行われているけれど、芳しい成果はあがっていないように見える。
昔は日本中にいたのだから、安心できてエサがあるところであればツルはどこだって越冬する可能性はあると思います。人がどれだけツルに譲歩できるか?これが一番難しいのではないでしょうか?