晴れ!風は強い。
「雨の次の日」のせいか、北帰行はなし。
9時55分頃 観察センター前 12.4℃ 北北東 2.7m/s
tenki.jp世界天気より転載
ハバロフスク 最高気温 -26℃ 最低気温 -33℃
西 3m/s
視程 -km
ウラジオストック 最高気温 -17℃ 最低気温 -20℃
北 2m/s
視程 -km
平壌 最高気温 -5℃ 最低気温 -13℃
北北西 1m/s
視程 -km
ソウル 最高気温 -3℃ 最低気温 -7℃
北西 4m/s
視程 -km
観察センター前はたくさんのマナヅルでひしめき合う。
今日は、アオサギ・カラスも魚を狙って参戦。
西干拓にはナベヅルの群れが。
15時20分過ぎ、東干拓で座り込んでいてカラスに狙われているマナヅル(幼鳥)がいると通りがかった人が報告してきた。
監視員の尾籠さんが救出に向かうけれど、保護区に人が入ったと見るや飛んで移動。
執拗にカラスが襲い掛かるけれど・・・
飛べるツルは、人には捕まえられません。(物理的に)
カラスにつつかれ引っ張られて、羽や不自然に曲がって折れているようだった足はちぎれてしまっていました。
しきりにくちばしで応戦するけれど、遠くて頭が届かないような場所からカラスは攻撃してきます。カラスも近くにいる仲間を呼ぼうと何度も鳴くけれどなかなか仲間はやってきませんでした。
カラスにつつかれ始めて、周りにいたツルたちはどこかへ行ってしまって1羽で応戦してたツルに援軍が来ました。
移動の途中だったのでしょう、空からすっとおりて近くまで歩いてやってきたのはマナヅルの3羽家族(成鳥2幼鳥1)でした。3羽がやってきてから、カラスもケガのマナヅルに近づけなくなりどこかへ行ったようでした。
それまで座り込んでいた怪我をしているマナヅルは、起き上がろうと必死です。
けれど起き上がれず、畦に隠れるように座り込んでしまいました。
3羽家族のうちの1羽は心配そうに見ていましたが、ほかの2羽は遠巻きに見てだんだんと関心はなくなっていったようでした。
そのうちに、関心のない2羽がほかの場所へ移動しようと心配するツルをせかすようなしぐさをし始めて、心配しているツルも何度もケガのツルを振り返りつつも3羽で飛んでいってしまいました。
あたりには仲間のツルは1羽もいなくなり、ひとりぼっちでひっそりと身を隠す。