渡来第5陣 ナベヅル増えました

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朝から曇りで、昨日よりも暖かい。天気が崩れる予兆。

10時半頃 観察センター前 24.2℃ 北東 1.3m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 7℃ 最低気温 -1℃
         西 7m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 10℃ 最低気温 0℃
           北 4m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 18℃ 最低気温 9℃
    南東 2m/s
    視程 1.0km

ソウル 最高気温 20℃ 最低気温 12℃
     北東 4m/s
     視程 1.6km

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朝、東干拓の堤防近くにいるナベヅル集団。
かなり奥の方です。

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ねぐら近くにいるマナヅル集団。
クロヅルもこの中にいました。

後は、小さい集団がちらほら。
そして10時ともなれば外出するツルたちもいたのか、数えてみるけど羽数と数が合いません。

今朝6時半現在 計109羽
ナベヅル 94羽
マナヅル 14羽
クロヅル  1羽

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10時頃、何かに驚いて全てのツルが空に舞い上がった。
ほとんどのツルたちは元いた東干拓に降りたけれど、戻らずどこか別の場所へ行ってしまったツルたちもいたかも。

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夕方、ナベヅル一家が監視所前の道路上に移動してきた。
エサがあると思ったのか?道路をつつく幼鳥。
来月になれば、ここにエサ(小麦)がまかれるようになるのだけど・・・

何もせずたたずんだ後、しばらくしてから田んぼへ移動していった。
去年エサがあった場所を覚えていたみたい。

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東干拓の保護区外へ移動してエサを探すマナヅル家族。
なんだか今年のマナヅルたちは、環境になじむのが早いみたい。どんどん外出していきます。

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16時40分頃から、ダンスを始めるツルたちが増えてきた。
そのうち、何羽かのグループが飛び上がりあたりを一周飛んで降りてくる、を繰り返していた。ねぐら入りだったのだろうか?

そうしてねぐらで落ち着こうとしていた16時40分頃から、突然カモ撃ちの鉄砲の音らしきものが何回か続けて鳴り、そこにいたツル全羽が首をあげて警戒態勢。そのうちに音に慣れてしまったのか首をあげるなどするツルは少なくなっていった。

そのままねぐらで寝るのかなと思っていたら、17時40分マナヅル全羽+クロヅル1羽が飛び立ち蕨島方面へと向かった。
ナベヅルだけになったとたんにあたり一面緊張状態。ナベヅルたちは首をあげて警戒態勢。ナベヅルも後を追って飛ぶのかなとも思ったけど、そのまま居残り。

それから10分ほどして、マナヅルが全羽ねぐらに戻ってきた。
マナヅルが戻ってきたとたん、ナベヅルも普段の感じに戻って寝る前のざわつきと静けさが再び戻ってきた。
ナベヅルはかなり神経質だね。

夕方から出水に渡来してくるツルたちが、やってくるかと待っていたけど来ませんでした。

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カモたちも増えているみたいです。

韓国のTVニュース

冬季珍客、浅水湾へ外出・・・群れをなして長官演出 SBS (10/15付)
映像有り。
ナベヅルもほんの少し映っています。(CMの後の本編 1分12秒頃)

国内最大の渡り鳥の渡来地の忠南(チュンナム)・瑞山(ソサン)・浅水(チョンス)湾干拓地に、最近冬の渡り鳥が次から次へ到着しています。

刈入れが終わった畑に数千羽のガンが集まり、湖上にはトモエガモやヘラサギが集まります。空には猛禽類が飛び、エサを探して見回しています。

現在の浅水湾で観察される冬の渡り鳥は、およそ20万羽あまり。
来月の初めには、ナベヅルやハクチョウらも次から次へ合流すると予想されます。

早朝情報

マナヅル・クロヅルの羽数は変わらないみたいですが、ナベヅルが増えて総数100羽前後になっている模様です。