鳥インフル 越冬地・出水から1000羽引っ越し作戦

鳥インフル 越冬地・出水から1000羽引っ越し作戦 毎日新聞(11/27付)

国内最大のツルの越冬地、鹿児島県・出水平野に飛来するナベヅルが、高病原性鳥インフルエンザの集団感染などで絶滅するのを防ぐため、環境省は27日、2015年度以降に1000羽以上を出水平野以外に分散し、越冬させる方針を明らかにした。
   
                   

27日に開いた検討会の初会合で示した。捕獲して移送する方法などを含めた行動計画を14年度にまとめ、15年度に事業を開始する。マナヅルの分散も併せて検討する。             

環境省によると、分散の候補地は山口県周南市、高知県四万十市、佐賀県伊万里市、長崎県新上五島町を想定している。(共同)

病気のツルですら、ツルを捕まえるのはとても大変です。
1羽につき2~3人はいないと、するどいツメとクチバシで人間が危ない場合もあります。
簡単に1000羽というけれど、どれだけの労力と危険があるか
会議している人たちはわかっていると思えません。

引っ越ししても、出水に戻ってくれば水の泡。
周南に移送したツルは、次のシーズン周南に渡来せず出水にきています。
時には放したシーズン中に出水に戻ろうと移動を繰り返したツルさえいます。

私はツルの渡来地がどういうものなのか、分散を計画する人たちにシーズン初めから終わりまで1シーズン通して見て欲しい。そして、定着しない四国などの状況と照らし合わせて欲しい。

個人的には、他に行き場が無くなって出水に集まってきてしまう状況なのだと思っています。地上に降りても人間に意図的にせよそうでないにせよ追い払われれば、ツルは他の場所に移動するしかないのです。定着しないというのはそういうことだと思っています。

Img_0590

曇り、15時頃から雨が降ったり止んだり

9時40分頃 東干拓監視所前 16.7℃ 南東 0.4m/s

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 -6℃ 最低気温 -10℃
         南東 10m/s
         視程 2.5km

ウラジオストック 最高気温 0℃ 最低気温 -9℃
           南東 4m/s
           視程 -km

平壌 最高気温 0℃ 最低気温 -4℃
    北東 2m/s
    視程 10.0km

ソウル 最高気温 4℃ 最低気温 -2℃
     西南西 1m/s
     視程 13.0km

Img_0326

東干拓の監視所前
9時半頃ぎりぎりエサが残ってるくらい

Img_0614

お昼頃の観察センター前
エサを撒いてある道路近辺に集まるツル
もうそろそろエサはなさそうなんだけど、なわばり争いのようにケンカしながら集まっている

Img_0607

白くて?他のナベヅルよりも大きいナベヅル幼鳥1羽
ナベヅルにしては大きい
でも、模様はナベヅル幼鳥
君はナベヅルかい?と聞けるなら聞いてみたい

Img_0399

エサを探すのに懸命なマナヅルの群れ
こういう風景見ていると落ち着く

Img_0395

移動して飛んで行くマナヅルの群れ

Img_0377

驚いて飛び出したナベヅルの群れ

Img_0382

飛ぶツルと飛ばないツル
何の差がそうさせるんだろう?

Img_0386

打ち下ろす翼

Img_0348

大人気の田んぼ