北帰行第7陣

どうしても帰りたいマナヅルが大勢いたようです
今朝も、8:52から北帰行が始まっていました

暗く重たい空で、冷たい空気が肌を刺します
夕方からは雨の予報

 

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 -11℃ 最低気温 -17℃
         東 1m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 -1℃ 最低気温 -12℃
           東南東 1m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 4℃ 最低気温 -7℃
    南東 1m/s
    視程 1.0km

ソウル 最高気温 6℃ 最低気温 -4℃
     北東 2m/s
     視程 1.8km

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10:40頃、荒崎に戻ってくるツルたちがいました
10時過ぎには、雨掛山上空を旋回しそれでもなかなか山を越えられないツルたちが、東干拓から見えてました

ソデグロヅルも一度飛んで、荒崎へと戻ってきたそうです
食べてばかりでまだまだ帰らないと思っていたんだけど、もう覚悟は出来たんだね
次の機会には、帰ってしまいそうです

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足の悪いマナヅル、M91かなあと思ってみてみるけど足環が見えません・・・
今年は足が骨折したツルを多く見かけました
出水でケガしたのか、それとも来た当初から骨折していたのか

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11:10頃、ほんの少し太陽にかかっていた雲が薄くなって、ぼんやりと明るくなりました
その隙に、マナヅルたちが荒崎から、東干拓から次々に飛び立って北帰行へと向かいました

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ほんのわずかの青空なのに飛んで行こうとします

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堂山付近を長い間旋回しましたが、全てのツルたちがそのうちに戻ってきました
北帰行で来たツルは、8:50頃から飛び立った1陣がほとんどだったようです

本日の北帰行 マナヅル 144羽

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ソデグロヅルは珍しく久しぶりにセンター前の道路付近で採餌
ひっついているマナヅルと共に採餌?
何とか帰れそうで、少しだけ安心しました

タンチョウの事故、後立たず 北海道

タンチョウの事故、後立たず・・・JRが防止策を検討 読売新聞(2/16付)

北海道東部の湿原に生息するタンチョウと列車の衝突事故が後を絶たないことから、JR北海道と環境省は列車からタンチョウの嫌がる音を出すなど、事故防止策の検討に乗り出した。

 JRによると、タンチョウが列車にはねられる事故は今年度4件となった。環境省によると、事故は2011年度までの過去10年間で30件発生している。

タンチョウは高い所を好むため、線路が盛り土で小高くなった場所などでよく事故に遭っているという。JR北海道では事故対策として音の発信のほか、生息地付近での減速運転も検討している。