タンチョウの事故、後立たず 北海道

タンチョウの事故、後立たず・・・JRが防止策を検討 読売新聞(2/16付)

北海道東部の湿原に生息するタンチョウと列車の衝突事故が後を絶たないことから、JR北海道と環境省は列車からタンチョウの嫌がる音を出すなど、事故防止策の検討に乗り出した。

 JRによると、タンチョウが列車にはねられる事故は今年度4件となった。環境省によると、事故は2011年度までの過去10年間で30件発生している。

タンチョウは高い所を好むため、線路が盛り土で小高くなった場所などでよく事故に遭っているという。JR北海道では事故対策として音の発信のほか、生息地付近での減速運転も検討している。