羽数調査と観察センターオープン

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晴れ!
今日は、羽数調査の練習日。
早朝、日の出前はさすがに寒い。

8時頃 東干拓 15.3 ℃ 0m/s 

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 -4℃ 最低気温 -17℃
         西 7m/s
         視程 10km

ウラジオストック 最高気温 0℃ 最低気温 -9℃
           北 5m/s
           視程 2km

平壌 最高気温 16℃ 最低気温 9℃
    南 4m/s
    視程 8km

ソウル 最高気温 20℃ 最低気温 12℃
     南西 4m/s
     視程 5km

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朝目覚めて、東干拓から荒崎へ向かうツルたち。

初めて東干拓で、羽数調査のお手伝いをしてきました。(去年は、荒崎でマナヅルのみのカウントをお手伝いしました)今日は羽数調査の練習日でした。

いつもは高尾野中の学生がしている、ツル総数のカウントです。
ざっと5000羽~6000羽ぐらいいるのでは?と見積もられているツルを、1羽づつインジゲータを押して数えていきます。すべてのツルが荒崎と東干拓のねぐらに入って寝ているので、ねぐらから飛び立っていくツル・そしてねぐらに残ったツルを数えると、ツルの総数がわかるんですよ。

私は、ねぐらから飛び立っていくツルと、ねぐらに入っていくツル(重複を避ける為)をカウントしました。

飛び始めはなかなかスムーズに荒崎方面へ飛んでくれず、カウントするライン上をうろうろ旋回。しかも何羽も・・・(汗)激しくライン上を交差しながら飛ぶツルを、出て行く数を片手で、戻ってくるツルをもう一方の手でインジゲータを押します。

今の時期でも早朝は寒く、押してる指がかじかみましたよ。

今日のツルの羽数 5379羽
ナベヅル 5350羽
マナヅル 25羽
カナダヅル 3羽
クロヅル 1羽

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早朝のねぐら。
水面がうっすら見えるようになりました。

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朝からダンス。

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今日はツル観察センターのオープン行事と一緒に、厳かな雰囲気の中、ツル供養がとりおこなわれました。

この一年間、出水で死んでしまったツルを偲ぶ。

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雲海酒造から、ツルの餌の小麦が届きました。

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ミス鶴むすめの交代式。

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今年一年、ミス鶴むすめとして出水のツルをPRされるお二方。

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餌まきがおこなわれました。
明日より、早朝の荒崎・東干拓の餌まきも始まります。

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ツル観察センターに、足の悪い方のために椅子式階段昇降機が取り付けられました。
出水市長も試乗。

開館準備

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晴れ!昼過ぎから雲が出てきたものの、暑い1日になりました。

朝の時点で、
ナベヅル 約3500羽
マナヅル 25羽
カナダヅル 3羽
クロヅル 1羽
ナベクロヅル 1羽

11時半頃 東干拓 23.3 ℃ 北 0.8m/s 

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 -1℃ 最低気温 -16℃
         西 8m/s
         視程 10km

ウラジオストック 最高気温 7℃ 最低気温 -4℃
           北 4m/s
           視程 10km

平壌 最高気温 22℃ 最低気温 13℃
    0m/s
    視程 9km

ソウル 最高気温 23℃ 最低気温 14℃
     北東 1m/s
     視程 8km

昨夜は、水俣や出水のあちこちでツルの声を聞いた人が続出。

20時40分頃は西出水の私の家の近くで、北の方から声がしてちょっとたってから、また折り返し荒崎方面へ向かうような声。

21時頃、水俣で。
22時頃 米ノ津で。
23時頃、出水駅近くでは米ノ津方向にむかって。

西出水近くまで飛んできてしまったツルたちは、紫尾山を見て折り返していったのではないかなと思います。

米ノ津や出水駅などは、もしかして道路(もしくは街頭やビルの明かり)を目印に飛んでいたりはしてないかな~?と思ってみたり。

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ナベヅルが一気に増えました!

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カナダヅル3羽。
1羽の初列風切り羽が2枚欠けています。
この翼で出水まで飛んでくることができたんだね。
大変だったろうに。

今日はクロヅルが見あたりません。
どこにいるんだ?

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ナベヅル幼鳥が物憂げな表情。

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14時20分頃、下水処理場近くにいたツルたちが、頭を上げて東に向かって歩いてきました。ネコとかがいるかなと思ってみていたけど、それらしき影が見あたらない。ダンスのような、威嚇行動のような飛び跳ねる行動のツルもいました。なにがあったんだろう?

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今日は、9時半頃から渡来があったのだそう!
余りにも早い時間の渡来。
朝鮮半島からではなく、九州のどこかに中継地点があるのではないだろうか?

私が見ることができたのは、
11時45分頃ナベヅル3羽・笠山方向
14時50分頃ナベヅル7羽・笠山方向
15時05分頃ナベヅル3羽・笠山方向

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帰り際に観察センターによってみたら、荒崎の田んぼに入っていたツルたちが飛び上がっていたところでした。昨日今日でナベヅルが随分増えています。

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観察センターの開館準備中。
マナヅルオブジェの並びが去年とちょっと変わってるみたい。

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ツル観察センターが、明日10月31日オープンします。
イベントは次の通り
10:00 ツル供養
10:30 ツル観察センター開所式
10:40 ミス鶴むすめ交代式
11:00 鶴への餌贈呈式・餌まき
11:20 紅白餅投げ(景品付)

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おみやげ屋さんも明日に向けて準備。

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東干拓で、タゲリが群れになって飛んでいました。

冬の使者飛来

冬の使者飛来 朝日新聞

10月15日にマナヅル3羽が、高知県宿毛市の田んぼに舞い降りているのを確認された。今シーズン、四国の飛来確認は初めて。3羽のうち、1羽は幼鳥とのこと。

家族連れなのかな?

今の時期、冬の使者とタイトルが付いた記事がすごく多いので、一言ツルと書いてもらえれば探しやすいんだけど・・・