ナベヅル北帰行 周南・八代

ナベヅル北帰行 周南・八代 中国新聞(3/22付)

周南市八代で21日午前10時05分、飛来したナベヅル6羽が餌場の水田から一斉に舞い上がり、放鳥ヅルも追い掛けるように飛び立ち、全7羽がシベリアに向けて旅立った。

上昇気流に乗って八代盆地の上空を旋回し高度を上げていく例年の飛び方ではなく、昨年に続いて低空飛行のまま西の空へ消えていった。

行ってみる

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霞が強く、くもり。
晴れではなかったです。

7時頃 東干拓 10.5℃ 0m/s 1016hpa

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 2℃ 最低気温 -7℃
         北 4m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 8℃ 最低気温 -1℃
           南南西 4m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 10℃ 最低気温 -2℃
    南東 1m/s
    視程 1.0km

ソウル 最高気温 7℃ 最低気温 1℃
     西北西 3m/s
     視程 1.8km

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ずっと動かない車は平気

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9時52分頃からツルたちが一斉に低く飛び立ち、蕨島の方や野口港方面へ。
風もその頃には強くなっていて、視界も悪い。
飛び立ったツルも、すぐさま戻ってくる。
行くツル戻るツルで、一杯になった。

10時10分頃には飛び立つツルもいなくなり、全てのツルが荒崎へ帰ってきた。
本日の北帰行は、ありませんでした。

これだけ天気が悪いのに、とりあえず先の空の確認?でツルがたくさん飛びました。
本当に帰りたがっているのだと思います。

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マナヅルは、今日は飛びませんでした。

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江内のナベヅルようちえん。
幼鳥率高い。
幼鳥5羽に成鳥が2羽。

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下水流のナベヅルようちえんは今まで親子のナベヅルが一緒にいたのだけど、今日はもう一緒にいませんでした。昨日帰っちゃったのか?それとも荒崎の他の仲間と一緒にいて空の様子見してるのか?

幼鳥たちと足の悪い成鳥1羽だけ、朝早くからいつものようにこの場所に来て、食べて過ごしている。「いつものように」を毎日繰り返してると、帰れなくなっちゃうよ!

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他のツルたちがいなくても、西干拓にいて2羽で過ごしてるナベヅル幼鳥。兄弟なのか、仲良しです。

でも朝早くからこの場所に来ていると、他の大人のツルの行動を見られなくていつ帰るのかとかわからないよ?もしかしたら、帰らないといけないというのもわかってないように見えて・・・

この地域はまだ農家さんたちに追われることの少ない田んぼだから、荒崎に逃げるとかもしなさそうだし、しばらくこの幼鳥たちも帰らない・帰れないような気がします。

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1羽でぽつんといた幼鳥。
足をケガしていました。
直前?のケガらしく、血がにじんでいました。

飛べるし、かろうじて着地も出来るし、食べる元気もある。
飛んで逃げてしまうので、捕まえて保護することができません。

この時期に骨折。
痛ましく、悲しいです。

風が強い日は、電線にぶつかってツルが足を骨折することがあります。
飛んでいるときに電線が見えてないのか?急に避けることが出来ないのか?
飛んでいるのをみていたときに電線にぶつかって「ぱきっ」と、音を聞いたこともあります。

ツルは立てなくなってエサを採ることが出来なくなれば、死活問題です。
何とかならないかなあ?電線に目立つ細工が出来ないかなあ?
九州電力さんにツルを守るためのなにかしらの対策を取っていただけないかなあ?

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福ノ江辺りにも、まだ何家族か飛んできています。
レンゲも咲き出したね

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だんだん大人びてきたハヤブサ幼鳥
縦縞と横縞がまざってる