鳥インフル #06

新たに1羽強毒性 出水・鳥インフル 南日本新聞
出水のツル 1月羽数調査中止、1万3006羽で確定 南日本新聞
出水鳥インフル 環境省が現地調査開始 感染疑い、新たに1羽 西日本新聞

環境省は24日、新たにナベヅル1羽から致死率が高い強毒性ウイルス(H5N1型)が検出されたと発表した。15日に東干拓で保護され、19日に死亡したツル。20日の簡易検査では陰性だったが、鳥取大で詳細検査を行っていた。

24日は東干拓で新たにナベヅル2羽の死骸が見つかり、19日以降死んだツルは計11羽となった。

環境省は出水市の感染状況を把握するため、野鳥の糞便採集を始めた。27日まで続ける。干拓地を中心に半径10キロ圏で、ツルとカモや他の野鳥の糞便計200献体を採取し、国立環境研究所で分析。結果判明まで約2週間かかる。

ツルの高病原性鳥インフルエンザ感染で、荘中学校と高尾野中学校は25日までに、1月8日に予定していた今季最後の羽数調査の中止を決めた。

県ツル保護会によると、今季の羽数は12月11日に観測した1万3006羽に確定した。1962年以降2番目に多い渡来数だった。