曇り。昼過ぎからぱらぱら雨が降り出した。
寒いです。ツルを見にお越しになる際は、暖かい服装で。
11時20分頃 東干拓 13.4 ℃ 北北東 1.8m/s
tenki.jp世界天気より転載
ハバロフスク 最高気温 -10℃ 最低気温 -20℃
西南西 8m/s
視程 -km
ウラジオストック 最高気温 -1℃ 最低気温 -11℃
北 8m/s
視程 -km
平壌 最高気温 8℃ 最低気温 -1℃
0m/s
視程 -km
ソウル 最高気温 7℃ 最低気温 0℃
西北西 2m/s
視程 -km
12時05分頃、西干拓のツルたちを見ていたら、鳥避けのひもに絡まっているナベヅル幼鳥を見つけた。初列風切り羽付近にひもが絡まっているみたい。ひもの長さがわりとあったので宙づりにならずにすんでいる。何度も飛ぼうとして、ひもに引き戻されていた。心配そうに見つめるのはたぶん親ヅル。
すぐ近くの場所におられた敬愛なるT先生に連絡。
年神浩正さんは環境省国設出水・高尾野鳥獣保護区管理員をされていて、傷病ツルの保護もその仕事の一つです。
ツル保護監視員の時吉さんと協力しての作業。
注意深く近寄って、絡まっているひもをつかもうとするT先生。
ツルを捕獲して、絡まっているひもを切断しています。
ツルのクチバシは危険な凶器。つつかれないように、クチバシを保定。
体や羽の状態を調べて、専用の布で保定します。
くるまれてトラックの荷台に乗せられました。
車に乗っている時は、落ち着いた様子でしたよ。
その後、県ツル保護会と相談の結果、異常なさそうだったので放鳥と言うことに。
幼鳥を外に返せてうれしそうな時吉さん。
慎重に布を解いて放します。
ツルの力は相当強いらしく、時吉さんも慎重に作業されていました。
解いてすぐ、アスファルトにすっくと立ったナベヅルは糞を!
時々保護する時など、保護員さんにかけちゃうこともあるらしい。要注意。
糞をしたあとは、とことこ歩いて田んぼの中に降りて、羽の様子を確かめるように羽ばたき。
そしてきれいな羽ばたきで、西干拓の方へ飛んでいきました。
心配していた親ヅルと一緒になれたかな?
出水のツルは、環境省の管理員・ツル保護監視員の皆さんに守られています。