鎮西町 マナヅル100羽「羽休め」 シベリア北帰行の途中 佐賀新聞(2/11付)
佐賀県唐津市鎮西町打上地区にマナヅルの群れが飛来した。
鹿児島県の出水平野で冬を越し、シベリアへ「北帰行」中に羽休めしているとみられる。
近くに住む農業の松本幹男さん(75)が8日朝、打上ダム近くの田んぼに100羽以上の大群がいるのを見つけた。9日午前にも約50羽が田んぼで餌をついばむ姿が見られ、午前10時半ごろ一斉に飛び立った。
県内のマナヅルの飛来地は伊万里市の長浜干拓が有名だが、松本さんは「このあたりにも毎年数羽は来るが、今年のように数が多いのは初めて」と話している。