出水鳥インフル、2羽目も強毒性

出水鳥インフル、2羽目も強毒性 南日本新聞(12/10付)

鹿児島県は10日、出水平野の荒崎休遊地(出水市荘)で7日に回収された死んだナベヅル1羽から検出されたA型インフルエンザウイルスは、強毒性の高病原性(H5N8亜型)だったと発表した。鹿児島大学の確定検査で分かった。越冬中のツルから強毒性のウイルスが検出されたのは2例目。

鳥インフルのツル、ウイルスは高病原性と確認 鹿児島 朝日新聞(12/10付)

鹿児島県出水市で、7日に死んでいるのが見つかったナベヅルから鳥インフルエンザの陽性反応が出た問題で、ウイルスの遺伝子型が高病原性の「H5N8亜型」だと10日、確認された。鹿児島大学が確定検査をしていた。出水平野で死んだツルから高病原性のウイルスが確認されたのは11月に続いて2羽目。

 県によると、ナベヅルは7日早朝、保護監視員が1羽目のツルの保護地点から約2キロ離れたツルのねぐら近くで見つけた。ねぐらの水からも、同じ型のウイルスが検出されている。

今度は出水平野のナベヅル、鳥インフル陽性反応

今度は出水平野のナベヅル、鳥インフル陽性反応 読売新聞(12/8付)

環境省と鹿児島県は8日、国内最大のツルの越冬地・同県出水(いずみ)市の出水平野で、ナベヅル1羽の死骸が新たに見つかり、遺伝子検査の結果、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

 鹿児島大で毒性の強い高病原性かどうか確定検査を行っている。11月以降、出水平野で鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは2羽目。

 発表によると、死んだナベヅルは7日朝、国指定の鳥獣保護区内の田んぼで見つかった。11月23日に保護され、高病原性の「H5N8型」が検出されたマナヅルの発見場所から約2・2キロ離れているという。

 鳥獣保護区内にあるツルのねぐらの水からも今月5日、マナヅルと同じ型の鳥インフルエンザウイルスが確認されている。

別の死んだナベヅルからも鳥インフル陽性反応 鹿児島
朝日新聞(12/8付)

 日本最大のツルの越冬地、鹿児島県出水市に飛来したマナヅルから高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された問題で、県は8日、同市で死んでいた別のナベヅルからも鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。

 県によると、ナベヅルは7日早朝、保護監視員がツルのねぐら近くを巡回中に発見。鹿児島大の遺伝子検査で陽性反応が出た。高病原性かどうかを検査中で結果は数日中に出る見通し。

 出水市では11月23日に衰弱状態で保護され、その後死んだマナヅルからH5N8亜型の高病原性ウイルスが検出された。その後、ツルのねぐらの水からも同じウイルスが検出された。