出水市で新たにカモから鳥インフル陽性反応

出水市で新たにカモから鳥インフル陽性反応 MBCニュース(12/21付)

鹿児島県は21日、出水平野に飛来しているカモ2羽から新たに鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たと発表しました。この冬、鳥インフルエンザの陽性反応はあわせて6件でツル以外の野鳥からは初めてです。

県によりますと出水市の東干拓地区と六月田中地区で20日、死んだオナガガモ1羽とヒドリガモ1羽が見つかりました。鹿児島大学で遺伝子検査を行ったところ、この2羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たということです。出水市でこの冬、鳥インフルエンザの陽性反応はあわせて6件でツル以外の野鳥からは初めてです。

現在、鹿児島大学で毒性の強い高病原性鳥インフルエンザに感染していたかどうかを調べるための確定検査が行われており、結果は数日中に出るということです。県によりますと出水市では21日も死んだツルなど7羽が見つかっていて感染の有無を調べています。

ツルから高病原性ウイルス 鹿児島、今冬3例目

ツルから高病原性ウイルス 鹿児島、今冬3例目 47NEWS(12/19付)

 鹿児島県は19日、同県出水市で今月17日に死んで見つかったナベヅル1羽を確定検査した結果、H5N8型の高病原性鳥インフルエンザウイルスを検出したと発表した。

 出水市で高病原性の鳥インフルに感染したツルが確認されたのは今冬で3例目。
2014/12/19 23:41

冬本番、マナヅル飛来 玉名市・横島干拓

冬本番、マナヅル飛来 玉名市・横島干拓 クマニチこむ (12/18付)

 玉名市横島町の干拓地で、越冬のため中国北東部などから飛来したマナヅルの数がピークを迎えている。17日は、水田で15羽のツルが落ち穂をついばんだり、羽繕いをしたりする姿が見られた。

 毎年観察している日本野鳥の会県支部の満田實さん(64)=同市=によると、11月上旬に3羽が飛来。15日に新たに8羽が訪れ、幼鳥も含めこれまで計21羽が確認されている。

 同干拓地は、給餌など人的行為をしていない全国的に珍しい越冬地で、昨年は30羽が飛来した。ほかの野鳥の数が少ないため、鳥インフルエンザの感染の可能性は低いといい、現在まで周辺で異常は確認されていない。

 ツルたちは来年2月初旬まで過ごし、韓国などに飛び立つという。満田さんは「マナヅルはとても憶病。離れた車内から観察してほしい」と話している。(馬場正広)

鹿児島・出水平野のナベヅル、鳥インフル陽性

鹿児島・出水平野のナベヅル、鳥インフル陽性 読売新聞(12/17付)

環境省と鹿児島県は17日、国内最大のツルの越冬地である同県出水市の出水平野で、ナベヅル2羽の死骸が見つかり、遺伝子検査の結果、1羽からA型の鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。      
       

鹿児島大で、毒性の強い高病原性かどうかの確定検査を行っている。11月以降、出水平野のツルから鳥インフルエンザの陽性反応が出たのは3羽目。

私が今考えていること

私が今一番恐れているのは、養鶏に鳥インフルエンザが発生することです。

出水市は養鶏が盛んで、高病原性の鳥インフルエンザが発生してしまうと、発生農場を中心とする移動制限区域内が出荷停止となれば1日に何千万単位の損害が出てしまい、それが何日と続くのです。

感染したとしてツルは死ななくとも、ウイルスはフンに排出され靴の裏、タイヤなど車体について拡散しているのでは?

私は、感染したツルのフンをまき散らす可能性のあることを自粛するのが、結局ツルを守ることにもつながると思っています。

一番可能性があるのは、人がウイルスを運ぶことだと思っています。
ツルや野鳥のいるところに人がたくさん集まることは、得策だとは思えません。

その人達は、荒崎や東干拓西干拓で歩いてツルを見て、その後移動してどこに行きますか?
スーパーや公共機関、ホテルなど、靴裏消毒はどうされているでしょうか?
三脚の足は?
車の中に入り込んだウイルスはどこへいくのでしょうか?

消毒ポイントはあっても、悲しいですが突破される方もいらっしゃると聞いています。

監視の目は増えています。
環境省、鹿児島県、市の方々が監視に10km圏内を巡視して回っていらっしゃいます。

今回の鳥インフルエンザの型は人には今のところ感染しづらいらしいですが、それも今後変化しないとは限りません。
出水のツルで発生した前回の型H5N1は、12/4現在で世界で676人発症398人死亡しています。

人が多ければ多いほど管理が大変になり、杜撰になると思います。

ツル観察センターは開館していますが、私はこういった理由で今はニュースのみの更新とすることにしました。