第6回羽数調査

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くもり。朝方は暗い内は思ったほど寒くなく、お陽さまが上がって少ししてから手がかじかむくらいの寒さ。

10時頃 東干拓 9.5℃ 微風 1021hpa

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 -19℃ 最低気温 -24℃
         南西 6m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 -9℃ 最低気温 -16℃
           北 4m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 0℃ 最低気温 -8℃
    南南東 1m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 1℃ 最低気温 -4℃
     西南西 1m/s
     視程 1.8km

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カナダヅル、クロヅル、ナベクロヅルは前回と変わらず。
ナベヅル9891羽、マナヅル3198羽の、総数13101羽となってます。

改めて、こんなに出水に集ってるということにおどろきます。
少しでも、この内のできれば半分近くの数を、出水以外の別の地域で安心して過ごすことを許してくれる土地がたくさんあって欲しいとも思います。

農家の人たちにとっては、せっかく蒔いた種や苗を食べてしまったり、土を掘り返したり畦を壊してしまう害鳥です。ツルを畑や田んぼに入れない様にするには、当たり前の仕事量+防鳥糸を張ったりするひと手間がさらにかかります。
その一手間をかけたとしても、ツルがその存在になれてしまえばまた同じような被害を被ってしまうかもしれない。

そういった手間というのは、結局の所ツルが安心して過ごせる場所を無くすことでもあります。そうしない場所をある程度の広さ確保できるかどうかは、地元の理解にかかっています。

ツルも一度その場所で嫌な目にあうと、しばらくはその土地に寄りつかなくなります。長い時間をかけてその安心を試されることになります。

新たに分散で誘致してくださる地域の方は、その覚悟も試されるかと思います。
安易に観光目的で分散のために動かれていると、地元の農家さん達との関係に苦労されるのではないでしょうか?広い見晴らしの良い、人が侵入できないふゆみずたんぼがあってこそ、越冬するツルの分散がはかれるのではないか?と私自身は考えています。

ツルには国境もなければ、私有地もないのです。

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道路上に上がってる。
直前まで、ここで田んぼの中の家族と縄張り主張しあってディスプレイしていた。車に邪魔されちゃったけどね。

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ん?見ないでよ

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草の新芽?を食べてるのかな。

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今日はいつもよりも暖かかったせいか、座ってのんびりするツルをあちこちで見かけた。そして大あくびだよ!

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うり坊みたいな模様に・・・

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ツバサの方は、縁が白っぽいね。
威嚇されて、急いで逃げろ~

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きゅっとブレーキ

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ちょっとずつ、冬鳥の姿が増えてきたかなあ~?
タヒバリも群れで見たし、ホオジロもあちこちで鳴いてる。