隠岐の田んぼにマナヅル

島根)隠岐の田んぼにマナヅル 朝日新聞(2/26付)

隠岐の島町都万の田んぼに今月中旬、マナヅルがいるのを、同町港町の林博美さん(79)が撮影した。エサを探している様子だったという。

 同町卯敷の自然公園指導員、野津大さん(70)によると、マナヅルは全長約130センチ、頭や首の後ろが白いのが特徴。ロシア南東部や中国東北部で繁殖し、越冬のため日本や朝鮮半島などに渡る。鹿児島県の出水平野が越冬地として有名。

 野津さんは「例年、隠岐にも数羽が来ているが、今季は初めて。そっと見守ってほしい」と話している。(井元茂)