居残りヅルと日食

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あいにくの曇り空。朝には雨も降って、日食ももう見られないかな~とちょっとあきらめムード。でも何とか天気は持ちこたえたし、曇天のおかけでノーフィルターで撮影できました。日食の節目節目に温度も測れば良かったなあ・・・今になってそう思った。

12時頃 観察センター前 28.1℃ 0m/s

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 24℃ 最低気温 10℃
         0m/s
         視程 10km

ウラジオストック 最高気温 20℃ 最低気温 9℃
           南南東 4m/s
           視程 0.2km

平壌 最高気温 31℃ 最低気温 18℃
    0m/s
    視程 10km

ソウル 最高気温 30℃ 最低気温 20℃
     北西 1m/s
     視程 8km

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9時頃、西干拓のいつもの休耕田の土手に座りこんでいました。

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すぐに立ち上がって、羽づくろいを始めた。

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伸び。

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9時18分、ちょっと歩いて羽を広げて土手を飛び越えて、休耕田の方へ移動。

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9時37分日食の始まりです。
かろうじて雲の合間から太陽。

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これは太陽を見ているのではなくて、何かを採食中。虫か植物の穂?日食は気になっている様子はない。

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9時55分、上の方が欠けています。

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同じ頃、ツルは溝の方をじーっと見ています。
セミ、ウグイス、セッカなどが一斉にしばらくの間鳴いた。

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10時26分、見ている道路上にカニが出てきました。横歩き。

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10時39分。日食開始から1時間経過。
大分太陽が細くなっています。

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ツルは休耕田を歩いて背丈の高い草が生えている付近へ移動。

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10時56分頃ほぼ食が最大。この後、雲がかかって太陽がキレイに見えなくなる。

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ツルはそのままの場所の草のたもとで、あまりきょろきょろすることもなくじーっと立っています。辺りはちょっと薄暗く、夕方くらいの暗さ。それまでよりはかなり涼しく感じる。

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11時頃、サギ類が野口港方面へ飛んでいきました。
一緒に日食をご覧になっていた敬愛なるT先生が、夕方と間違えてねぐらへ帰っていると教えてくださいました。このグループになっている飛び方がそうらしい。

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11時16分、だんだん太陽が大きくなってきています。

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ツルが東の方へ歩いて移動。

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12時15分、日食もほぼ終わり。

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辺りも昼の明るさ。だんだん暑く感じるようになってきた。

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ツルも12時頃座りこんで、ゆっくりしていました。

日食中、慌てたり鳴いたりするかなと思っていたけれど、劇的な変化はありませんでした。
10時25分~11時15分頃まで移動して草の根元に立っていたのは、日食で緊張していたからなのかな?もしかしてこの辺りをねぐらにしているのでしょうか?いつもだと、食べたり移動したりを繰り返している時間だと思います。12時に移動して座って落ち着いたのは、大体いつもの行動パターンではないでしょうか?

観測位置を地図上でクリックすると、日食の推移を見ることができるサイト。
日食情報データベース
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/jp21c/jpt2009.html

宇宙から見る月の影
気象庁 日食時の「ひまわり」画像
http://www.jma-net.go.jp/sat/data/web/suneclipse_observation.html