晴れ時々突風。
10時30分頃 観察センター前 19.5℃ 北東 1.2m/s
tenki.jp世界天気より転載
ハバロフスク 最高気温 0℃ 最低気温 -8℃
北北西 3m/s
視程 0.4km
ウラジオストック 最高気温 4℃ 最低気温 -6℃
北 10m/s
視程 2.0km
平壌 最高気温 7℃ 最低気温 -4℃
0m/s
視程 1.0km
ソウル 最高気温 8℃ 最低気温 0℃
西北西 1m/s
視程 2.0km
東干拓の監視所前の農道にも、だんだんとツルが寄ってくるようになってきました。飛んでいるのはカモ。そして、遠くて遠くて番号の確認まではできなかったのだけど、赤の足環のナベヅルが紛れていました。近くで見たかった・・・
お昼頃にはだんだんとツルたちも近くの方へ寄ってきていましたが、カモも寄ってます。カモの二番穂の食べ方は、一粒ずつ食べるツルの比じゃない。一辺にいくつもの穂をしごきとり、がつがつ食べてみるみる地面があらわになっていきます。ツルも早く食べないと、カモに食べ尽くされてしまうよ!
時々突風であおられて、着地前にこんな格好。
上空を飛ぶカラスを眺める幼鳥たちは、危険に敏感。
ここから先は、ツルたちの場所。
ツルの近くを人間が動き回ると、危険を感じて一斉に飛び出してしまいます。観察センター前以外でのツルの観察や、写真撮影は車の中からの方が警戒されにくいです。特に大きい望遠レンズや三脚を伸ばしたまま担いで歩いたりなどは、危険と感じるようですよ。生活道路ですから、車の通行の邪魔にならないように観察してくださいね。
また荒崎と東干拓のツルの保護区は、立ち入りを制限されている場所があります。進入禁止の看板がある場所には立ち入らないようにお願いします。
羽の色がおかしな?幼鳥。
今日は東干拓の監視小屋の近くまで来てくれたので、よ~く見えました。
夕方、東干拓にいたツルたちがどんどん荒崎の方へ飛んで行っていた頃、右側の羽だけ折りたたんだままぱたぱたと扇ぎながら下水処理場の方へ歩いて移動していたナベ幼鳥。もしかして飛べないのか?近くには他のツルもおらず、その後調整池の周りの背の高い草に紛れて見えなくなった。
今日の夕日。
東干拓のねぐら上空を何度か旋回して見てから、荒崎へねぐら入りするツルたち。
東干拓のねぐらにツルは0羽。
今週土曜日は、2回目の羽数調査。
羽の色がおかしな?幼鳥・・・
黒色系色素の減弱か欠損なんでしょうね。
メラニンとフェオメラニンがどのような作用で見た目が黒く
見えるのか、私にもわかりません。
しかし、黒色系の色素が弱いものを一般的にバフ変とか
呼んで、完全白化のアルビノなどど区別するようです。
私のブログ、エントリー「カモの疑問2.~変カモ(色素編)」
http://walkandsee.blog80.fc2.com/blog-entry-115.html
にキンクロハジロの色素変異を
日本野鳥の会群馬・掲示板の3ページ目に
ゴイサギの色素変異を見ることができます。
(結論は出ていないようですが、私の推定です。)
halmemoさんだからこそ、これがナベヅル幼鳥と判断可能
ですが、一般の方には変な鳥にしか見えません。
Shin’sさん、こんばんは。
11/1のナベヅルの幼鳥と書いたのは、私の鳥の師T先生の見立てです。そのときはかなり遠くからの観察でしたし、ヒナの羽がまだ抜けていないのではないか、と言う話でした。
私も、羽のオレンジ色の縁取りが無ければ、ほぼナベヅル幼鳥と変わりないのではと思います。
今回私が少し気になっているのは、ブログには書いていませんがこの鳥、ナベヅルにしては一回り大きい感じがすることです。やっかいなことに、出水ではナベクロヅルというナベヅルとクロヅルの雑種がいます。もう何代も交雑が続いているようです。また、元々のナベヅルの体の色のバリエーション(普通の灰黒~白っぽいもの)も豊富です。(ナベクロヅルは、のど元の黒が出ている個体のみカウントしているようです)
これから羽がどのように変わっていくのか、継続してみていきたい個体だと思っています。