行った数と帰った数

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今日は北帰行あるかなと朝6時前、ツルの様子をライブカメラでうっすらと夜が明けてくるところを見ていました。この辺にいるかもとカメラを正面の道に動かしたとたん、一時磨りガラス状態。すいませんすいません。動かしたのは私です。ごめんなさい。朝方の風上方向?にカメラを向けるのは霜がつく?随分曇りガラス状態だったけど、どのくらいで回復したんだろう・・・

7時半過ぎにはセンター前へ到着。寒冷紗農道の入り口の部分はそのままでした。立ち入り禁止だからそのほうがいいよね。ツルはセンター前の道をはさんで左右に長ーく細くちらばってる。農道で小麦を食べてるツルが一番多いけど。今日も昨日と同じに静か。そして北風が強く冷たい!寒冷紗がない分か?これまでよりも明らかに風当たりが強く寒く感じる。薄着失敗!

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8時前くらいから右奥の田んぼの方へ行く鶴が増える。センター前の道のもう一本東側の道に集っていく。朝の行動でこういう移動は初めて見た。それとも9時前の行動ってこういう風なのか?8時45分過ぎ、耕耘機が動き出してその周辺にいたツルがセンター前の筋の道に戻ってくる。

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9時10分頃、軽トラが奥の道を走り人が降りて農作業を始める。ちょっと警戒。9時20分・40分にカラスよけの鉄砲の音に反応。その後、餌をまいてある観察センター前の農道の左側に集まり出す。(北帰行の予感。今までの北帰行の際の飛行はここから飛び出している気がする。)

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9時56分正面の山の方向を向いて3羽飛び出すのを機に48羽が笠山方向に。その後すぐ1羽が帰ってくる。割と早く笠山の上空まであがり周回する。また断続的に、5羽+12羽+6羽が飛んで行く。10時04分5羽帰ってくる。同時に、笠山の頂上付近でこちらへ帰ってくる隊列を見つける。10時06分19羽と何羽か(ビデオを回していて正確な数はわかりません。かなり多かった様子)がどんどん飛んでいった。その後は飛んでいくツルは無し。

10時11分8羽・10時13分4羽・10時23分15羽・11時00分7羽が帰ってくる。

あービデオ回してたら数がわからなくなっちゃった・・・とほほ。センター前の田んぼから帰っていった数はこんな感じだったけれど、そのほかから帰って行ったならこの数もわからないなあと思う。ねぐらにはもう水がはってないので、全然別の場所で寝ていて休遊地に集らずそのまま飛んだのならセンター前からは確認が全くできないため。特に東干拓とか、東西干拓橋付近の田んぼから飛べばわからない。以前もこちらから全く飛んでいなかったのに北帰行していた日があった。数の正確さを考えるのなら、港で見ると良いんだろうけど。

今日行人岳に通われている方に何人かお会いした。お話ししていて自覚したのだけれど、私は近くでツルの仕草とかかわいい表情を見ていたいと言うのが観察センター前に日参している理由なんだなと。一度行人岳に行ってみたことがあるけれど、待つのが苦手みたい。もっと大人になれば楽しめるかしら?行人岳の北帰行観覧は、想像力のキャパシティが大きい人ほど楽しめる気がする。ロマンに想いを馳せる力っていうのをすごく感じた一日でした。今日出会った方々、お話聞かせていただいて楽しかったです。ありがとうございました。