迷鳥アネハヅルを発見、男性驚き 小浜の田んぼにたたずむ

迷鳥アネハヅルを発見、男性驚き 小浜の田んぼにたたずむ 福井新聞(7/8付)

福井県内では、まれにしか見ることができないアネハヅル1羽が7日、同県小浜市府中の田んぼに飛来した。青みがかったグレーの羽が美しい鳥で、発見した男性は「変わった鳥がいると思った。びっくりした」と話している。

 見つけたのは、日本野鳥の会県嶺南ブロックのメンバー赤間善男さん(72)=同市。同日午後5時半ごろ、野鳥観察をしていたところ、麦刈り後の田んぼにたたずんでいるのを見つけた。

 県自然保護センターによると、アネハヅルはツル類の中で最小とされ、チベット高原で繁殖し、ヒマラヤ山脈を越えてインドなどで越冬するという。迷い鳥だとみている。