マナヅル280羽飛来 対馬

マナヅル280羽飛来 対馬 読売新聞(2/5付)

対馬市上県町佐護の田んぼで3日夕から4日朝にかけてマナヅル約280羽が飛来した。
越冬地の鹿児島県出水平野からシベリア方面へ北帰行する途中に立ち寄ったとみられている。
 

近くのNPO法人「ツシマヤマネコを守る会」会長の山村辰美さん(71)によると、3日午後7時頃、自宅で甲高い鳴き声を聞き、4日朝、田んぼに見に行くと、餌をついばんだり、羽を休めたりしているマナヅルの姿を確認。その後、午前9時頃、一斉に大陸方面に向かって飛び立ったという。
 毎年、マナヅルを観察しているという山村さんは「北帰行で立ち寄ったのは今年は初めて。春の訪れを感じる」と話していた。