吉兆飛んで来た 深谷に絶滅危惧種のナベヅル

吉兆飛んで来た 深谷に絶滅危惧種のナベヅル 埼玉新聞(1/1付)

深谷市内の川に絶滅危惧種のナベヅル(鍋鶴)が飛来し、話題を呼んでいる。

 日本野鳥の会によると、ナベヅルは中国東北部やロシア東南部などで繁殖し、朝鮮半島や西南日本、中国揚子江流域などで越冬する。世界の生息数は1万羽程度と推定され、鹿児島県出水市で約9割が越冬するといわれる。埼玉で確認されるのは極めて珍しい。

 川の土手には、連日大勢のアマチュアカメラマンが集まっている。市内から訪れた男性(76)は「まさか深谷でナベヅルが撮れるとは思わなかった。本当に驚いたが、来年はいい年になりそう」と笑顔で話した。

“吉兆飛んで来た 深谷に絶滅危惧種のナベヅル” への2件の返信

  1. こんにちは。いつも見させていただいています。
    この前、島根県の斐伊川河口にマガンを見に行ったら、コハクチョウの群れに混じってナベヅル(幼鳥)が1羽でいました。昨年はマナヅルペア2羽とナベヅル幼鳥の3羽が飛来していましたが、同じ個体でしょうか?(2年目も頭の色は茶色でしょうか。。)出水の鳥フルが終息して、のんびりと過ごすツル達を見たいですね。

  2. どんちゃんさん、こんにちは。
    ナベヅルの2年目は、頭は白くなっています。
    個体識別は、首の黒と白が混じるラインをみると言われる方もいます。
    まだまだ研究が進んでいないので、足環がないと確定はいえないという状況です。

    コハクチョウについていった幼鳥なんですね。うっかりナベヅルが安心して北帰行して、良い場所!認識して毎年渡来すると良いですね。

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