ナベヅル今季は1羽放鳥へ

ナベヅル今季は1羽放鳥へ 中国新聞(10/11付)
出水の保護ツル、来月上旬にも放鳥 周南市 山口新聞(10/11付)

周南市八代へ鹿児島県出水市から保護ヅルを移送して放す事業で、周南市ツル保護協議会は10日、今季は幼鳥1羽を放すことを決めた。

八代の市鶴保護センターで飼育している1歳の雄を放鳥する。ことし1月、出水市で農業用の防鳥ネットに絡まっているのを保護され、同5月に移送されてい
た。翼の付け根にあった傷は完治し、同協議会は放鳥が可能と判断。八代に野生ヅルが飛来して1~2週間後の11月初旬にも放す予定。

八代盆地に今シーズンの第1陣が渡来した後、できるだけ早い時期に放鳥。同協議会によると、同盆地には例年10月下旬に第1陣が渡来しており、放鳥は11月上旬になる見込みという。