韓国のニュース マナヅル編

大邱(テグ)達城(タルソン)湿地’冬珍客’マナヅル帰ってきて 17年ぶりに72羽…渡り鳥ネットワークの餌供給など成果 The Kyunghyang Shinmun(12/10付)

大邱(テグ)達城(タルソン)湿地に、1995年以降17年ぶりに「冬の珍客」マナヅル72羽が飛来した。

大邱(テグ)環境庁によれば今年の冬真鶴が訪問したことは今年4月から地域住民、環境団体、専門家、地方自治体など14人で構成された達成湿地渡り鳥ネットワークを発足して去る1980年代丹頂鶴類最大渡来地である達成湿地の地位を回復しようと努力してきた結果というもの。

餌供給のため、河中島内の約2万5千㎡に渡り鳥の餌である麦を種まきし、種もみ、大麦、とうもろこしなど約2千㎏の餌を供給した。

また、渡り鳥が安全に休息を取ることができる空間用意のために過去の荷島(ハド)復元を通じて人々の接近を基本的に封じ込め、河中島内にヤナギの植栽と湿地造成など渡り鳥が好む環境を備えたのも一役買ったという分析。

大邱(テグ)環境庁関係者は「達成湿地にマナヅルが17年ぶりに訪ねてきたことは非常に鼓舞的なこと」としながら「地域住民、環境団体、専門家、地方自治体など達成湿地渡り鳥ネットワーク参加委員皆が環境改善に努力したので現れた成果で、このような努力を全国的に拡大しなければならない」と明らかにした。