「マナヅル23羽が飛来」  出水へ行く途中?

「マナヅル23羽が飛来」
 出水へ行く途中?錦・相良境の球磨川河川敷
人吉新聞(12/6付)

5日夕方、マナヅル23羽が熊本県錦町西と相良村柳瀬境の球磨川河川敷に飛来しているのが地元住民によって確認された。

 飛来していたのは、木綿葉大橋から約600㍍上流の球磨川右岸(相良村側)の河川敷。
錦町西下須の桑原秀春さん(64)が、辺りが暗くなり始めた午後5時すぎ、堤防沿いの球磨川サイクリングロードを散歩していたところ、対岸に5羽の大きな鳥の姿を確認。さらに空には10数羽が飛んでいたという。

 翌6日朝も同じ場所で固まるようにして23羽が滞在。目の回りの赤い部分からマナヅルと判明。その後、一斉に飛び立ち、「く」の字になって青空を舞っていた。
 同町では、過去にも上流の木上地区の田んぼにツルが何度か飛来。昨年10月にはナベヅル3羽が住民により確認されているが、20羽を超える集団飛来は珍しい。