中国のニュース

黒竜江省興凱湖、野生丹頂鶴の数が106羽に 中国国際放送局(10/16付)

黒竜江省興凱湖、野生のツルの数が106羽に達し、黒竜江省扎竜国家級自然保護区に次ぐ中国第二の繁殖地となっている。

*写真が残念な感じで、サギ類が写ってます。

中国、湿地の生物多様性保全と生息地回復に取り組む 中国国際放送局(10/16付)

ポーヤン湖湿地の生態系機能と生物多様性保全のため、江西省政府は16日、今年から鄱陽県にある132万ヘクタールの湿地で生物多様性保全と生息地回復プロ
ジェクトを実施し、鄱陽湖の湿地資源の回復と持続可能な利用を促進していくと明らかにしました。江西省財政庁によると、このプロジェクトの総投資額は
1524万元(約1億9200万円相当)

*【新唐人日本2011年5月25日付ニュース】
中国最大の淡水湖―鄱陽湖(はようこ)。美しい景色と渡り鳥の生息地で知られ、漁業にも恵まれていました。しかし、昨年から続く干ばつの影響で、湖底が干あがっています。

江西(こうせい)省北部に位置する鄱陽湖。干ばつにより、周辺の水田はほとんど枯れています。例年だと稲が30センチほど生長する頃ですが、去年の下半期か­ら田植えさえできない状況が続いているといいます。

干ばつが続くと、鄱陽湖地域の生態系も破壊されかねません。江西科学院の戴年華(たいねんか)副主任は、干ばつによる水不足は、水生植物や魚類の成長を脅かし最終的には食­物連鎖さえ破壊すると指摘します。

鄱陽湖研究センター 戴年華副主任
「鄱陽湖の昔の漁獲量は3~4万トン、現状は1~2万トン、明らかに減っています。今生息している魚は約70~80種類、でも記録にあるのは135種です」

鄱陽湖の渇水(かっすい)は、長江の水位低下、長引く干ばつ以外にも、三峡(さんきょう)ダムによる長江のせきとめなどが主な原因だといわれています。

“中国のニュース” への3件の返信

  1. いつも勉強をさせていただいております。
    昨年渇水による水位低下で問題になっていたポーヤン湖ですが、
    今年は雨が多く6月にはほぼ水位を回復し8月には警戒水域をも超える水害となったそうです。
    とりあえず周辺の湿原としては一安心といったところですが。

    気になっているのは繁殖地での多雨で幼鳥の生育が遅れているのではないかいう点です。
    今年は例年より幼いお顔の幼鳥が多いかも知れませんね。
    一気に団体さんで入るナベ集団の渡来日がどうなるのかにも注目しているところです。

    それでは、明日から渡来日和になりそうな予報天気図に期待しつつ吉報を待ちたいと思います。

  2. すみません。訂正です。
    先日ハンカ湖やバイカル湖付近の気候を調べていたのもあり混同してました。
    中段部分は記事のポーヤン湖とは無関係です。
    ポーヤン湖はツル達にとっては出水と同じ越冬地ですよね。

    失礼しました。

  3. うーさん、こんにちは。
    去年のポーヤン湖の渇水で、そちらで越冬していたツルたちが、今年の越冬地を変更して韓国ルートに来ることがあるのでは?出水まで来てしまうと、また過密化が・・・とあらぬ心配をしてしまいます。(ツルもまだ来ていないのに)

    出水の羽数調査結果と韓国、中国の羽数調査結果が比較検討出来ればおもしろそうです。

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