北帰行第19陣

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霞が強い空。暖かい日でした。
6時頃ライブカメラで見てたら、元ねぐらで寝てるみたい。
6時過ぎたころから歩いたりちょっと飛んだりして、給餌の道まで出てきて食べてました。

9時頃 東干拓 21.3℃ 南 2m/s 1019hps

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 0℃ 最低気温 -8℃
         北北東 9m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 9℃ 最低気温 0℃
           南東 6m/s
           視程 1.0km

平壌 最高気温 12℃ 最低気温 2℃
    南東 1m/s
    視程 0.9km

ソウル 最高気温 13℃ 最低気温 5℃
     西南西 4m/s
     視程 0.5km

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幼鳥が本当に多い。
今残っちゃってるのは、競争が激しくてシーズン中に食べれて無くて細っこいのばっかりみたい。

荒崎は、3月末まで保護区です。
立ち入り禁止の看板とポールも出てます。(私が気づかないだけで出てました。)
車も人も、立ち入り禁止です。
今朝はポールの前に車を止め、給餌してる道を歩いてツルに近づいている方がいました。
当然のことながら、ツルは食べるのをやめて飛んで移動しました。

安心して食べて北帰行してもらうためにも、離れた場所からの観察をお願いします。

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下水流の幼鳥3羽。朝っぱらから、移動してきてたみたい。
そしてお昼近くに通ったら、1羽増えてた。
いつの間に!

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足の悪い子。
今年は電線事故が多かったのか、骨折ツルが多かった気がします。
この幼鳥は、骨折して骨が突き出てしまって、ときおり歩いてるときに骨がお腹をつついている状態。飛べるので、今のところ捕獲出来ません。
かわいそうに。
残ってるのは、こういうケガしていたりコブが出来ていたりする不調なツルも多い。

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9時28分頃、ナベ成鳥1羽が飛び出してすーっとすごい勢いでまっすぐ飛んで行き、32分雨掛け山の裾野に消えていった。1羽だけで北帰行!

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10時17分頃から、ナベヅルが一気に40羽近く飛び上がって蕨島方面で旋回上昇、10時半頃には遠くに消えて見えなくなっていった。

そしてまた、11時頃37羽が飛び出した。
何羽か戻ってくるツルもいたけれど、ほとんどが蕨島上空で旋回。
そのまま北帰行していった。

視界も悪く、南の風2.5~3.1m/s。
どうなんだろう?と思ってみていたけど、必死に飛んで先を飛ぶツルについていったようにみえました。
残ってたツルは幼鳥率がかなり高いので、幼鳥だけが残ると心配だなあって思ってみてたのだけど、なんとかついて行けたかな?

本日の北帰行 ナベヅル 95羽

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近場の移動は飛ぶけれど、北帰行に飛ぶことは最近していない。ナベヅルが飛び出すと、首をあげてたりするのだけれど・・・
やっぱり親が調子が悪いと、子どもも帰りきれない・・・やさしい子

しかし子離れしませんねえ~

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今朝のホウロクシギは、車で走っていた道路際にいるのがわからなくって、飛ばしちゃいました・・・明日もいてくれ!

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迷惑そうなそぶりだったハヤブサ。
ちょっと止まっただけなんだけど・・・

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西干拓で、久しぶりに見たハイタカ。
まだいたの?

“北帰行第19陣” への2件の返信

  1. こんにちは。この時期になると毎年何らかの身体上で不都合なツル達が判明するので物凄く心が痛みます。電線の件ですがせめてツルがいる周辺だけでも対策とって欲しいですね。どうせ九電は何もしないでしょうからこの状況を全国的に皆に知って貰い募金活動で資金集めをするとか。すぐには無理でも数年後にはとか。甘いですかね?でもこんなにも多くのツルが渡来するなんてとても貴重な場所ですよね。骨折した幼鳥かわいそ過ぎです。助けてあげれたらいいのに・・

  2. VIVIANさん、こんにちは。
    本当、何か対策できたらいいですよね。
    ツルが電線でケガしてますって意外と九電には知られていないことなのかもです。

    両足切断してしまったツルは、それだけで採餌できない状態になって生きていられないダメージを受けます。

    また、高圧電線下のビニールハウスや建物にでも落ちれば、人にも被害を与えてしまいます。

    過去には、電線が目立つような仕掛けをしていたらしいので、そういう訴えがあればまた九電も対策してくださるんじゃないかなと思ってます。

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