ツルを見ていたら、テレビの方々が撮影されているところを見ました。許可を取られたのでしょうか?立ち入り禁止区画に入っての撮影でした。
しばらくするとスタッフの1人が、ナップサックを砂利道に直置きにされました。そこは毎日ツルたちがいた場所で、フン便もたくさん落ちているところです。
去年の鳥インフルエンザ感染の経験から、市は地元の方や観光客の皆さんにお願いしてセンター前の道路を通行禁止にして、観察センターからのみの観察にしていただいています。
何の危機意識もないまま、ツルに対しての勉強もしないまま、マスコミの名前を利用して安易な行動をしないでください。
その後、ナップサックは消毒されたのでしょうか?三脚の足は?その歩き回った靴の消毒はされたのでしょうか?
レンタカーでしょう、あちこちその足で車内を歩き、その後観察センター近辺を歩き、出水市のホテルや飲食店を歩き、そして東京まで?帰られる。
もし、ということを考えて行動して欲しいのです。
毎シーズン、いろいろなところから取材にいらっしゃって、そして映像や写真を撮って帰られます。地元の報道関係者の方には、毎シーズン来てくださるカメラマンや記者のかたもいます。
私は、何の知識も興味も無しにちょっときて、ぱっと撮って帰られるカメラマンのかたの映像や写真に、あんまり感動しないみたいです。それは、ツルに愛情を感じられないなあと思うから。
何かを伝えるというお仕事をされているならば、もっと知ってください。もっとツルを愛してください。そして、このツルたちと一緒にこの地で生活している人たちのことも考えてください。
おきまりのこれでしょ?ってツルの映像を見せられたって、ちっとも良いと思えないよ!
ちなみに去年鳥フルが出たときに、NHKが禁止区域に入ってたたかれてましたね。入った方達はいつも取材に来られていた方じゃ無かったけど、地元の感情は大きく逆なでされました。
こんなことは、以前京都で鳥フルがでたときにもあったらしく、去年の環境省の鳥フルマニュアルには、こんな一文があります。
“報道関係者による感染の拡大が疑われる事例も生じたことから、取材者に対しては取材上の注意事項の徹底をお願いする。”
何度も同じ間違いを犯して、地元の安全を脅かさないでください。
こんにちは、
何も、事前に知識も得ず準備もせず、行き当たりばったりのマスコミには、ウンザリします。
一般の見学客、趣味のカメラマンも何を見たいのか、とりたいのか、解りません。
ハルメモさんのブログをアメブロとFacebookで紹介させて、頂きました。
gachanさん、ブログを紹介いただき、ありがとうございます。
去シーズン、鳥フルがナベヅルに感染した時はとてもつらかったのです。もう二度とあんな思いはしたくありません。そのためにできることは、全てしたいのです。
できるだけ環境が悪くならないようにしてあげること。
もしツルが鳥フルにかかったとしても、養鶏に広げないようにすること。
人間が感染・死亡しないようにすること。
私は、これがツルのためにできることだと思うのです。
昨シーズン山口県では、宇部の常盤公園の白鳥や鴨たちが、鳥インフルエンザ感染の理由で殺処分されました。
テレビのニュースで、白鳥が捕獲される状況が放映され、目を覆いたくなりました。
とても悲しかった記憶だけが残っています。
gachanさん、あのときは山口も大変でしたね。身近な存在をいきなり「処分」されるというのは、とてもつらかったでしょう。
ただあのとき、私は動物園以外で(ひとの憩いや癒しのために育てられる)動物を飼育することってなんだろう?と思ったのです。
とりのいのち、にんげんのいのち。
どんな動物であれ、ひとつの命にはかわりがないですものね。
観光といってペットのような感覚で元々生息していないような場所で育て、管理するために飛んで逃げないように羽を切ったりする。
一緒にこの世界に暮らしてる命を、わがまま勝手にそばに置いたり殺したりする。
まるで、地球の王様にでもなったような振る舞いだなと思うのです。
私にとって、ツルは一緒に同じ時間を歩んでいく仲間。そんな風に思っているので、ニュースを見ていて違和感がありました。
また将来的にハクチョウを復活させる方向で市民委員会の話が進んでいるみたいですね。宇部市民はどう判断されるのか?興味があります。
私には、良く解りません。
殺処分を決定した時の報道会見で、宇部市長は「英断」と発表しました。
何様のつもりで、そんな事を言ったのか、いまだに理解出来ません。
御御足を傷められたとの事、くれぐれも、お大事に。