気温も上がってきました

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青空。夜に天気が崩れる予報。暑い。

8時45分頃 観察センター前 17.8℃ 微風

tenki.jp世界天気より転載 

ハバロフスク 最高気温 5℃ 最低気温 -5℃
         西 3m/s
         視程 -km

ウラジオストック 最高気温 6℃ 最低気温 -2℃
           北 8m/s
           視程 -km

平壌 最高気温 11℃ 最低気温 3℃
    西北西 2m/s
    視程 -km

ソウル 最高気温 13℃ 最低気温 7℃
     西南西 5m/s
     視程 -km

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集団フルメンバー。
羽ばたきなどは盛んにしていたけれど、飛ぶ気配がない。
何時帰るんだ?

秋田の鶴岡のハクチョウも、今だに帰らないのが300羽もいるのだそう。
世界的な気候の関係で、渡りが遅くなってるのかな?

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今日は、羽づくろいするツルたちが多い。
こんなにいい天気なのに、北帰行はなし。

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グループとは離れて行動する2羽。
幼鳥と成鳥かな?

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蕨島の幼鳥2羽。いつもこの場所。
寝るときはどうしてるんだろう?

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出水の東にいるマナヅル2羽を見に行った。
横を走る道沿いからこっそり眺めるつもりが、警戒された。

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じっとしていたら、その後はレンゲ畑でうつらうつら

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野田のこの広い田んぼと畑のなかに、ナベヅルが1羽いるらしい。
ここを探したのは3日目だけど、全然見つからず。へこたれそう・・・

日曜日に保護されたナベヅルが、死んでしまったらしい。
やはり、ツルにとって足がダメになるというのは、生きていく上でとても厳しいこと。
エサを取ったりするには、どうしても立つ必要がある。
意外と思われるだろうけど、ツルはちょっとした距離なら飛ばずに結構速いスピードで長い足でスッタッスッタッと歩いて移動したりもする。

死亡原因の半分は、高圧電線による接触事故だという。
飛んでる最中に風に煽られて電線に接触し、墜落死。または足がダメになって立てなくなり弱って死んでしまうそうだ。

人とツルが、距離を持って生活できたらいいのだけど、なかなかそういうわけに行かないから、もう少しツルに優しい環境を作れたらいいなと思う。

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アツアツ

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いろんな鳥たちが、渡りの途中に出水に立ち寄ってきています。
どこから飛んできて、どこまで行こうとしてるんでしょうね。
改めて、出水の田んぼのすごさを思う季節です。

“気温も上がってきました” への3件の返信

  1. ハムメモさん、いつも、ツルのママさんで居てくださってありがとう!!ほんとに、帰らないツルにどんな事情があるのでしょうね。
     昨年、目にした吉田修一氏の文章にブータンの記事がありました。
     「ある村で電気工事の話があったらしい。しかし、電気を通すと、ツルが来なくなる。村人たちが出した答えは、電気はいらない  というものだった・・・・」。
    文化的に決して遅れた国ではない・・・というブータンの心の文化に学びたいと思います。出水を選んでくれたツルに対してせめて、電線の埋伏にチャレンジするやさしさを市民に望みたいものですね。

  2. こんにちは。保護されたナベヅルは駄目だったんですね。かわいそうに・・元気になればと思っていたのに。
    せめてツルが頻繁に行動する範囲で電線が埋められてたらいいにと思いますが費用の面とか色々問題があるのでしょう。ここ数日はニュースでペット遺体が捨てられるとかヤギの角を抜いたりという報道を耳にしますが動物に対して何も感情を持たない人もいるわけだしこちらが思うようにはならないのはとても残念ですね。

  3. ツルばあばさん、VIVIANさんこんにちは。

    高圧電線が技術的に地中化できるのか?わかりませんが、北海道などでもタンチョウのために電線が目立つように色をつけたりしてますので、ツルから電線が目立つような仕掛けをすれば効果があるのかもしれませんね。
    そういうことが出水で起きているんだと言うことをいろんな人に知ってもらって、人間本位だけではない良い環境に変えて良ければいいなと思っていますよ。

    ツルも食べられない状態になると、すぐに弱ってしまいますね。野生は厳しい世界です。人間ができるだけツルにとって悪く作用しないように関われたらいいなと願っています。

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