居残りナベヅル2羽、夕方のお話

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16時50分頃、観察センターに2羽のナベヅル。2羽はそれまで地面をついばんでいたのだけれど、ひっついて辺りをきょろきょろしだした。

そうこうしていると、どこからかツルが鳴き交わしている声が聞こえてきた。時折、ツルの保護舎からも声が混じる。
新しくツルが来たのだろうかと思って辺りを双眼鏡で見渡したけれど、全然ツルの姿は見えなかった。

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そうしているかと思ったら1羽がその場を離れて農道を歩き出した。どんどんもう1羽と離れていき、田んぼ1.5枚分くらいの距離を歩いたところで田んぼに降りてさらに離れていった。

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もう1羽はそのとき全然その場を動かないでいた。随分長い間、鳴き声を聞いていたような気がする。

動かないでいたツルが飛び出した。

鳴き交わしながらそのまままっすぐ東干拓方面へ。保護舎の上辺りに来たときには、保護舎からのツルの声も混じって聞こえてきた。

飛んだツルが見えなくなったとき、田んぼにいたツルが東干拓方面へ向かって飛び出した。けれど、田んぼの奥に植えてある松の木の高さ以上には飛ばず、ぐるっと戻ってそのまま奥の方の田んぼに着陸。しばらく白い首が遠くにたたずむのが見えていた。

その後、東干拓のツルを見にいってみたら何羽かのナベヅルの集団が空からねぐらに舞い降りてくるのが見えた。

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おまけ

ナベヅルの足の裏がピンク!