群れとはぐれた? 絶滅危惧種のナベヅル、酒田飛来

群れとはぐれた? 絶滅危惧種のナベヅル、酒田飛来 山形新聞(12/11付)

 酒田市丸沼で10日、鹿児島県などで越冬する渡り鳥で、環境省が絶滅危惧種に指定しているナベヅルが確認された。月山ビジターセンター(鶴岡市)の加藤一之解説員などによると、ナベヅルは2014年に三川町で確認されたことがあるものの、庄内地方での目撃は珍しく、県内で飛来が確認されたのは1975(昭和50)年以降、数回という。

 同市丸沼で野鳥を観察していた庄内町余目の穂積進さん(69)、とし子さん(69)夫妻が発見。6日にも近くで目撃したという。進さんは「白鳥に交じっていたので目立っていた。貴重なナベヅルを2度も見られるとは幸せだ」と話していた。

 加藤解説員によると、ナベヅルの繁殖地は北方の大陸で、冬期間は南下して鹿児島県などで越冬する。確認されたナベヅルは強風であおられ、群れとはぐれた可能性があるという。はぐれたナベヅルは、雪が積もるとえさを求め、さらに南下していくことが多いとしている。

ナベヅルの紀南滞在1カ月

ナベヅルの紀南滞在1カ月 紀伊民報(12/9付)

渡り鳥のナベヅルの親子3羽が、和歌山県紀南地方で1カ月以上滞在している。このまま年を越せば紀南で初めての越冬となる。県内での越冬も6年ぶりという。日本野鳥の会県支部は「追い掛けたりせず、静かに見守って」と呼び掛けている。

 野鳥の会の津村真由美副支部長によると、ナベヅルの親子は11月上旬に白浜町の富田川周辺で初めて確認された。その後、あちらこちらで目撃され、12月8日には富田平野で仲むつまじく餌をついばむ姿が見られた。ここが安全で過ごしやすい場所と認識すれば、来年以降も越冬する可能性があるという。

 最近の県内での越冬は、1997~98年に和歌山市で最大35羽。2007~08年に美浜町の和田不毛やその周辺で最大14羽。10~11年にも同地で最大20羽。

 津村副支部長は「以前は、紀南地方にも毎年のように飛来していたが、しばらく途絶えていた。昨年は久しぶりに6羽が訪れた」と話している。

 ナベヅルは体長1メートルほど。頭から首にかけて白く、体は灰黒色をした小形のツル。シベリア東北部などで繁殖し、鹿児島県出水市周辺などで越冬する。

【1カ月以上紀南で滞在するナベヅルの親子(8日、和歌山県白浜町で)】

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ホオアカもきてますね

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ノビタキ・・・ですよね
居ごこちよかったの?

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麦や牧草の植え付け季節になってきました
ブロッコリー豆類などなども
農家さんも、ツルや野鳥に植え付けたばかりの苗を抜かれないように
防鳥糸設置の田んぼが増えてきました

ナベヅル幼鳥グループ
何やら群れから離れて、防鳥糸のちかくでうろうろ
たくましく育ってほしい
とりあえず、この防鳥糸に絡まないようにしてほしい

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ねぐら入り
どどどっと西干拓方面から飛んできてねぐらの近くの田んぼにスタンバイ直前
あたりの安全確認してるんだろうな

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ハヤブサが地面で休んでます
待機かな?

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コチョウゲンボウ・・・だろう

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タヒバリ
いろいろみつけたいんだけどな・・・
入ってきてるのだけど小鳥たちは入ったばかりのころはあまり遊んでくれません