足環ヅル、続々きているみたい

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冬がやってきた。空から。
次から次へ、少しずつ増えて、
あたりの空気を冷やしていく。

今朝のねぐらは、ねぐらからはみ出すほどツルが満杯だったらしい。

明日から、荒崎の鶴観察センター開館です。

9時55分頃 東干拓 20.6℃ 北西 1.3m/s 1019hps

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 -3℃ 最低気温 -11℃
         南 2m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 4℃ 最低気温 -6℃
           北 4m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 10℃ 最低気温 0℃
    0m/s
    視程 1.0km

ソウル 最高気温 11℃ 最低気温 4℃
     西北西 3m/s
     視程 1.0km

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明日からは、荒崎もツルの保護区になります。
ツルたちも、荒崎の様子が気になるみたい。
たくさんのツルたちが、上空を飛んでいました。

まだ農家さんが作業されていて、降りるツルはほとんどいなかった様子。またくるりと向きを変え、東干拓へと向かっているように見えました。

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明日から給餌も始まります。
まだエサはまかれていないのに、わかっているのでしょうか?
道路に上がるツル多し。

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もう12時前、朝寝坊さんなのか?飛来してきたばかりで疲れているのか?ねぐらで羽づくろいするツルたちも多い。

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12時過ぎてから、今日の渡来は始まりました。
高い高い所から降りてきます。

野口港辺り~矢筈山の間から、今日は降りてきていました。
初めのうちは野口港辺りから見えて来だしていたけれど、13:30過ぎ海からの渡来が増えだして、14時半頃には矢筈岳から大きな群れが下りて来るようになりました。
夕方、米ノ津方面で渡来を見たり聞いたりした方が多数いらっしゃるみたい。

12時から14時40分くらいまでの間で、ナベヅル839羽渡来をカウントしました。

増えるのは、あっという間だねえ~
10/30に、佐護に降りていたツルたちもいたそうです。
訂正 佐護を通過したツルたちが確認されているようです。

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下水処理場側の立ち入り禁止区域近くに入った方がいたらしく、その近くにいたツルたちが一斉に飛び出し、そのツルにつられて徐々に飛びたちが広まっていって東干拓の西半分にいたほとんどのツルたちが飛びあがってしまった。

まだまだ渡来したばかりのツルたちは、警戒心が非常に強いです。近づきすぎないで観察してくださるようお願いします。

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足環ヅル。
国ごとにナンバーが書いてあるリングの地色が決まっています。
地色が赤で白文字で数字が書いてある足環は、中国でつけられました。

数字が書いていない赤のサブリングも反対の足につけられている個体。
遠すぎて、ナンバーの確認が難しい・・・

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こっちは、赤のナンバーリングに青のカラーリングの個体。
全く数字を見せてくれず(涙)

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このナベヅルは、カラーリングをつけていないのか?それとも見えていないだけ?
だいぶツルの数も増えたせいか、足環ヅルが増えてきてるみたい。まだまだ近づけないので、確認が先になりそう・・・

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つかれちゃったのかな?道路にぺたんと座り込むナベヅル幼鳥。道路が暖かいのかもしれません。

ナベヅル今季初飛来 八代

ナベヅル今季初飛来 八代 中国新聞(10/30付)

山口県周南市八代に30日午後4時18分ごろ、今季第1陣となる3羽が八代盆地の市野鶴監視所前にある水田に舞い降りた。八代で越冬したことのあるつがいの成鳥2羽とその幼鳥1羽の1家族とみられる。初飛来は平年並みで、昨年より4日遅い。

 周南市教委によると、3羽は、まだ警戒心が強く、きょろきょろと周囲を見渡していたという。午後5時27分、ねぐらへと飛び立った。

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ニュース!山口県周南市八代にも、ナベヅルの第1陣が渡来してきたらしいです。16時過ぎ、成鳥2羽幼鳥1羽の3羽家族だそうです。

もやって曇り。
でも10時過ぎから渡来が始まってしまい、忙しくて風速もはかれない。

14時30分頃 観察センター 23.1℃ 0m/s 1014hps

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 -2℃ 最低気温 -9℃
         西南西 6m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 4℃ 最低気温 -4℃
           北 7m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 8℃ 最低気温 2℃
    北西 3m/s
    視程 1.0km

ソウル 最高気温 9℃ 最低気温 5℃
     北 2m/s
     視程 1.2km

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朝、東干拓に着くとマナヅルが保護区の外の田んぼでダンスしていた。邪魔するかのようなナベヅル幼鳥。

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保護区の中に、カナダヅル1と

(ナベヅル幼鳥と比べてもちっちゃいですね。)

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もう1羽の合計2羽。
こっちのカナダヅルはずいぶんと全身が褐色っぽい。首はグレー?頭は赤いのがあるので、どっちも成鳥です。

ずいぶん離れたところで行動しているので、家族とかではなさそう。

クロヅルは2羽いるそうだけど、遠すぎて確認できないところにいたんだろうなあ。

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荒崎の保護区より外に、マナヅル3羽家族がいました。
車を止めても、「ん?」って感じでこちらを見て確認して、また採餌を始めました。渡来当初はすごく嫌がりそうだけど、かなり剛胆。

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幼鳥はだいぶ顔の茶色が濃いです。
目の周りの赤も出ていない。

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10時過ぎから、東干拓の高い所から渡来ヅルが降りてきていました。お昼過ぎると、頻繁に飛んでくるように。

13:32に飛んできていた計67羽は、野口港方面から低めに山沿いに降りてきて、荒崎に少しブレたりして、東干拓に降りてくるのが見えました。

16:56頃と17:12頃に降りた群れは、東干拓の海側から渡来してきました。水俣方面から海沿いを飛んできているみたいでした。

その他の群れは、だいたいが笠山方向からの渡来だったと思われます。

17:10分頃まで見た渡来は、ナベヅル869羽 マナヅル1羽でした。
まだまだその後も到着していたので、夜の内に1000羽超えてるかもしれません。

明日の朝までには、3000羽くらいになっているかも?
しかし、なかなかマナヅルは目に見えて増えてこないですね。

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グループがいるところで1羽でダンス。
求婚してるんでしょうか?
お相手らしきツルは、踊らず。

もうマナヅル同士のなわばり争いもしてますよ。

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なにがあったのか、一斉に飛んだナベヅルたち。
猫が見えたとの声も。

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16時58分、気づけばねぐらにマナヅルたちが降りていました。この辺は私たちが使うからね!

冬の使者そっと見守って

冬の使者そっと見守って 高知 読売新聞(10/27付)

高知県四万十市内の水田にナベヅルのつがいが飛来し、26日、野生生物環境研究センター(四万十市)の沢田佳長センター長が確認した。県内への飛来は今季初で、昨年より2日早い。

 25日夕、住民から水田でナベヅルを目撃したとの情報が寄せられ、26日早朝から四万十川河口や水田付近を探していたところ、2羽が姿を見せた。稲穂や虫をついばみながら、約6時間羽を休めていたという。

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晴れ。良い風が吹いている。

11時50分頃 観察センター 22.5℃ 北1.8m/s 1018hps

tenki.jp世界天気より転載

ハバロフスク 最高気温 4℃ 最低気温 -3℃
         西南西 8m/s
         視程 1.0km

ウラジオストック 最高気温 8℃ 最低気温 -1℃
           北北西 10m/s
           視程 2.0km

平壌 最高気温 13℃ 最低気温 4℃
    0m/s
    視程 0.9km

ソウル 最高気温 14℃ 最低気温 8℃
     北北東 2m/s
     視程 1.5km

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今日は、11:05を皮切りにナベヅルの渡来が始まりました。
初めは1陣が来て、30分~1時間くらい置いて次の群れがといった感じだったのが、15時過ぎくらいから次々にやってきて、群れの羽数も増えていきました。

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12時15分、クロヅルも1羽混じり。13:42の群れにもクロヅル1羽混じり。

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だら~んと足を下げて、羽根でブレーキをかけつつ降りてきます。

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14:00に来たナベヅル20羽の群れにカナダヅル1羽混じってました。

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夕方近く、雲の隙間から一部分だけ虹が。
そんなときにもナベヅルはやって来ていました。

まだまだ今日の感じだと、夜中にもツルがやって来るかもしれません。

本日17時までの渡来は、ナベヅル491羽(はっきり確認できなかったカナダヅル1含む)クロヅル2羽でした。

朝方、マナヅル9羽 ナベヅル350羽くらい?いたので、明日には1000羽くらいになっていればいいなあ~。もう数えられないぞ。